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国内災害救護

日本赤十字社では、赤十字本来の使命に基づき、日本赤十字社法及び定款、また災害対策基本法、災害救助法等の定めるところにより災害救護業務を実施しています。
日本赤十字社は救護規則、防災業務計画等を定め、下記のとおり災害救護業務を実施しています。

1.医療救護

日本赤十字社では、自然災害や事故など人的災害に備えて、赤十字病院の医師、看護師などを中心に編成される救護班を全国で約500班(※福島県支部は8班)編成しています。
災害が発生すると、直ちに被災地へ救護班を派遣し、次の形で被災者に医療救護を行います。

  • 救護所を設置しての医療救護
  • 一刻も早い処置が必要な被災者に対して、被災現場での医療救護
  • 避難所などへの巡回による医療救護(こころのケア含む)
救護班とは

日本赤十字社は、被災地や事故現場に派遣する救護班を、全国の赤十字病院に約500班(約7,000人)編成し、発災後の早い段階から医療救護や避難所での巡回診療に携わることができるよう、常に備えています。
救護班は、原則として、医師を班長とする6名を1班として編成されますが、状況によって増減したり、薬剤師や助産師などが加わることがあります。編成と、おのおのの役割は次のとおりです。

区分 職種 定員 主な役割
班長 医師 1名 救護班の班長として、自ら診療業務を行う。救護班活動全般の責任者となる。
赤十字看護師長 看護師長等 1名 班長を補佐し、救護班運営の助言をする。
赤十字看護師 看護師 2名 班長や看護師長の指示のもとで救護業務にあたる。
主事 事務職等 2名 連絡調整をはじめとした救護班の庶務的役割を行う。

災害発生時に迅速な対応ができるよう、日頃より日本赤十字社福島県支部では職員及び防災ボランティア等を対象とした訓練や研修を行っています。

こころのケア

大規模な災害や戦争などによって、家族や友人を失ったり、また避難所での不自由な生活は人の心に大きなダメージを与え、それは時に体調の変化など身体的な症状となって表れることがあります。
日本で「こころ」の問題が一般に注目され始めたのは、1995年の阪神・淡路大震災後、多くの被災者が心に深い傷を抱えたことがきっかけでした。
日本赤十字社は、阪神・淡路大震災や2000年に起きた北海道の有珠山噴火などの被災者に対して「こころのケア」を行いました。特に有珠山噴火の際には、伊達赤十字病院内に「赤十字こころのケアセンター」を開設、医師や看護師などによる被災者への個別のケアや電話相談を行うとともに、こどもやお年寄りに対しては、ボランティアや理学・作業療法士が「レクリエーション」「健康教室」「遊びの教室」などの活動を通じて全体的なケアを行いました。 東日本大震災においても、救護班にこころのケア要員が帯同して避難所等でのこころのケアを行ったほか、宮城県では石巻赤十字病院内に「こころのケアセンター」を開設し、こころのケアチームが単独で各避難所でリラクゼーションや傾聴活動を行いました。
日本赤十字社は今後、災害時の被災者に対するこころのケアをさらに広く展開していきます。

2.救援物資の配分

日本赤十字社が被災者へ配分するため、全国に備蓄している救援物資には、全国的に備蓄している物資(毛布、緊急セット、お見舞品セット、安眠セット)と各都道府県支部で地域性を考慮し、独自に備蓄している物資があります
前者は、公益財団法人JKAなどの補助を受けて整備しています。

  • 毛布
  • 毛布
  • 緊急セット
  • 緊急セット
  • 安眠セット
  • 安眠セット
  • バスタオル
  • バスタオル

3.血液製剤の供給

日本赤十字社は、災害時にも血液製剤を円滑に確保・供給するため、各血液センターで必要な血液製剤を備蓄するとともに、全国的に血液需給を調整する体制をとっています。

4.義援金の受付・配分

日本赤十字社は、災害により生命・財産に大きな被害を受けた方々への見舞金である災害義援金の受付を行っております。
受け付けた義援金は、第三者機関である義援金配分委員会(被災自治体、日本赤十字社、報道機関等で構成)に拠出され、全額被災された方々に迅速かつ公平に配分されます。

5.その他の業務

赤十字奉仕団や「防災ボランティア」による災害時の活動(情報収集、応急手当、炊き出し、安否調査、救援物資の輸送・配分、避難所での世話など)にかかる連絡・調整は、日本赤十字社の大きな任務の一つです。
災害時に多くのボランティアが被災された方々の支援活動に参加することにより、被災された方々の視点に立ったきめ細かい支援が実現されるようになります。

過去の救護活動

1.『東日本大震災』平成23年3月11日 14:46

 

M9.0(県内最大震度6強)の地震発生、県内は浜通り沿岸部の津波被害と、東京電力福島第一原子力発電所の事故により、多くの県民が被災しました。日本赤十字社ではこれらの被災者に対して救護活動を実施しました。(詳細は、東日本大震災関連のページをご覧ください)

2.『平成23年7月新潟・福島豪雨災害』平成23年7月30日~31日

 

平成23年7月28日からの記録的な大雨により、南会津を中心に土砂崩れや床上・床下浸水などの大きな被害が発生しました。日本赤十字社福島県支部では、救護班を7月30日~31日派遣したほか、被災された方へ緊急セットを180個運びました。

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